ブックタイトルvol.150
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vol.150
足をのばして紫野・今宮まで1000年の歴史を守る西陣の守り神は古より女性に人気のパワースポットここでしか味わえない千利休お気に入りのグルメもご紹介します。今宮神社が鎮座する紫野の地には、平安建都以前から、疫病を鎮めるための疫神・素すさのをのみこと戔嗚尊が祀られていたと伝えられています。一条天皇の治める994年(正暦五年)に京で疫病が流行し、この地の疫神を船岡山へ安置。その後、再び、疫病の流行が起こった1001年(長保三年)、疫神は船岡山よりこの地に奉遷され「今宮社」が新たに設けられます。この頃、春の精に煽られた陽気の中で分散する疫病を鎮める「やすらい祭り」も盛んに行われました。鎮疫・健康長寿、そして、西陣の氏神として地元の人々に大切にされてきた今宮神社は、徳川五代将軍綱吉公の生母・桂昌院(お玉の方)が西陣の出身で、今宮神社をとても大切にしていたことから、近年、「玉の輿・開運良縁のパワースポット」としても人気を集めています。京の人々の健康を見守る「今宮さん」八百屋に生まれたお玉が、将軍の母になるというシンデレラストーリーは、今も昔も憧れる女性多数玉の輿の語義でもある、お玉さんKyoto京都18