ブックタイトルvol.150

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概要

vol.150

しい商品を作り出しているのは、店舗2階の工房で仕事をする十数人の職人たち。若旦那である店主の北井秀昌さんの和装の着こなしからも、おはりばこの中に息づく新旧融合の息吹を感じます。今回は、「そんな職人の技を身近に感じられるつまみ細工体験を、「ダイヤモンド京都ソサエティ」のフロントスタッフ平原緒実とご紹介します。つまみ細工体験の場となるのは、店舗の奥、中庭を挟んだところに位置する京町屋の離れ。和モダンの店舗を「ハレ」、京町屋をリノベーションした離れを「ケ」とした、店舗全体の景観も心躍ります。七五三や、卒業式、成人式、結婚式など、まさに「ハレの日」を飾るものとして江戸時代から愛されてきたつまみ細工。大徳寺の門前でひときわ目をひく「おはりばこ」は、創業七十余年のつまみ細工専門店。もともとは、西陣の糸問屋であったことから、つまみ細工に用いる生地や染の加工なども、メイドイン京都にこだわっているのだと言います。日本の伝統工芸として知られるつまみ細工。洋装がスタンダードになっている現代のファッションや、今の女性のメイクや表情に合う色味などを考え、新色と技から感じる新しさと日本の伝統職人さんと作る私の「とっておき」の一輪日常からハレの日まで、伝統の技術で「今」を飾る職人の技大徳寺門前のおはりばこさんでつまみ細工を体験しました。色鮮やかなつまみ細工が並ぶ店内。中には、店舗限定の商品もあるので要チェックです!また、クラフト好きにはたまらないつまみ細工キットや、素材、パーツの販売コーナーもあります。華やかなつまみ細工におもわず、うっとりKyoto京都16