ブックタイトルvol.150

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概要

vol.150

介助犬の育成・提供、提供後の継続したサポートを目的として設立しました。介助犬の育成普及を通じて、より多くの障がい者の方の自立、社会参加を目指して活動しています。プレー後のパーティでは「社会福祉法人日本介助犬協会」による介助犬デモンストレーションを実施。〝落としたコインを拾う?、〝靴下を脱がせて洗濯籠に入れる?といった難しいシチュエーションでの介助犬の働きに会場が沸きました。また、介助犬使用者である江口雄司さんと介助犬アイスにもお越しいただき、実際のエピソードを伺いました。「車椅子での転倒時、アイスに携帯電話を持ってきてもらい無事レスキューを呼ぶことができた」という出来事で、アイスの存在の大切さを思い知らされた、と語る江口さん。良き相棒・パートナーであるアイスに支えられ、現在は介助犬の必要性を伝える普及活動に積極的に取り組まれているとのことです。(上)PR犬ジゼルは素晴らしいデモンストレーションで会場を沸かせました。(下)貴重なお話を聞かせていただいた江口さんと介助犬アイス。今回のコンペの寄付金として、参加者と株式会社ダイヤモンドソサエティから合わせて100万円が集まり、社会福祉法人日本介助犬協会に寄付されました。「皆様方のお気持ちをしっかりいただいて我々も精を出して介助犬育成に努めます」と元内閣総理大臣の故橋本龍太郎夫人であり、日本介助犬協会会長の橋本久美子さん。橋幸夫氏と株式会社ダイヤモンドソサエティ代表取締役会長の宗澤政宏に感謝状が渡されました。介助犬総合訓練センター「シンシアの丘」の10周年記念式典が、2019年11月1日に長久手市との共催で開催されました。会長の橋本久美子さんからは「大勢の皆様に支えられてきた。これからも共に歩んでいきたい。」と御礼の挨拶がありました。介助犬とは…手や足に障がいを持った方の生活の手助けをするために、特別な訓練を受け認定された犬です。介助犬は使用者である障がい者の心と身体のパートナーです。愛情をもって犬と接し、犬との信頼関係をもとにトレーニングを行います。人と一緒に仕事をする、行動をする事が楽しいと感じられる犬だけを介助犬として育成します。社会福祉法人日本介助犬協会の取り組み11