ブックタイトルvol.150

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概要

vol.150

経験と信頼を積み重ね料理人としての高みを目指すダイヤモンド八ケ岳美術館ソサエティ林健太郎料理長の素顔を様々な切り口でじっくり掘り下げる新コーナーがスタート!!トップバッターの林料理長が、料理人の道を選んだ理由とは?私が料理人になった理由は、自慢できるものではありません。地元鎌倉の高校時代、卒業を控えて、何をしようと考えていたときに友人に調理師学校に行こうと誘われて軽い気持ちで入学したのですが、何かに惹かれるように洋食を専攻しました。在学中、〝学んだことを生かせるアルバイトを?と思っていた私が選んだのは、オープン直後の「ダイヤモンド鎌倉別邸ソサエティ」。そこでの先輩・豊田さん、そして当時の料理長・伊藤さんとの出会いをきっかけに、私の料理人としての道が始まりました。豊田さんは優しかったんですが、伊藤さんは本当に厳しかった(笑)。しかし、とても愛情のある方でした。お二人に学校では学べないプロの視点でのご指導いただく中で、私はどんどん料理の虜になっていきました。卒業後、一緒に働かないかと誘われた時はうれしかったです。そして、最初に配属された「ダイヤモンド有馬温泉ソサエティ」で、リンゴドレッシングと運命の出会いをしました。リンゴの甘みと玉ねぎのコクの旨さに感動し、多くの人に味わってほしいと思ったんです。より美味しくするために研究を重ね、完成したのが今のリンゴドレッシングです。2人の先輩との出会いが料理人としての始まり今回の料理長JOURNALNo-001履歴書編CHEF'S8