ブックタイトルvol.145

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概要

vol.145

「紡ぐ」大切さを日々、実感箱根、あずみ野、八ケ岳など関東エリアの支配人から本社勤務を経て、およそ9年ぶりにホテル勤務に復帰いたしました。私がこちらに赴任して驚いたのは、当館には毎月、毎週のようにご来館いただくオーナー様が沢山いらっしゃるということです。そして、お帰りの際に、次回のご予約を頂戴する光景を頻繁に目にします。イベントにおいても毎回のようにご参加いただく方が本当に多くいらっしゃるのですが、ここまでの数と頻度は当社のほかの施設にはないものです。当館は多くのオーナーや会員の皆様に支えられているのだと実感しています。そして、チェックイン・アウトの時だけでなく、滞在中のちょっとした瞬間、瞬間にスタッフと笑顔で会話されている光景を度々目にします。同時に「顔なじみのスタッフが異動になって」「知っている顔のスタッフが少なくなった」と寂しそうにお話しされる様子も。このような光景を目にするたびに感じることは、会員の皆様は会社のファンではなく、スタッフやホテルそのもののファンであるということです。ご宿泊や滞在を通じて会員様とスタッフが〝紡ぐ?信頼関係や親近感。これらが年月を重ねて、お客様の人生や生活の一部分として紡がれていく・。これこそが、当社の会員制ホテルのあり方であり、目指すべき方向性なのではないかとつくづく感じています。そのなかで私がなすべきことは何か、何ができるのかを日々考え、スタッフと共にこれからも皆様と繋がっていきたいと思っています。ダイヤモンド有馬温泉ソサエティ黒澤範久月5回ペースでご利用いただいている篠永善子様(写真)曰く「総支配人は穏やかで優しく、熱いお方ですよ」アジアは20回以上訪れているとか。写真はマレーシア(左)。「アジアはエネルギッシュな所が魅力です」と総支配人。画像はベトナムのハノイ(右)。09